フラマリオン天文台2006年01月28日 06時40分13秒


昨日に続き、今日もフラマリオンです。

1882年、フラマリオンは彼に心酔する、ある人物からパリ郊外のジュヴィシーにあった土地・建物を寄付され、ここに個人天文台を設立しました。

この城館風の建物(というより、歴史的な城館そのもの)が、フラマリオンの人生後半の活動拠点となったのです。

フラマリオン天文台については、以下に詳しく紹介されています。
http://membres.lycos.fr/juvastro/amis/flam_en.htm

この絵葉書には1905年の消印が押されています。まだフラマリオンは盛んに執筆を続けていた頃。少女の点景が何とも愛らしい。

天文古玩の世界への招待(1)2006年01月28日 07時18分24秒


 すでに天文古玩の一端をご紹介したわけですが、ここで改めて、天文古玩の世界の見取り図を描いてみたいと思います。

ノスタルジックな天文趣味を彩る、こうしたモノたちにそそられる人は、きっと多いと思うんですが、残念ながら日本語の情報は非常に少ないようです。

(私も、海外のサイトを見て、初めて星の世界の楽しみ方にもいろいろあることに気付いた、というのが正直なところです。)
 
イントロダクションとして、これから何回かに分けて、1つのコラムをご紹介します。

アメリカ東部のマサチューセッツ州に住む天文家、リチャード・サンダーソン氏の連載コラム「天界散歩(Celestial Wanderings)」の一節です。

(原文は、スプリングフィールド・ジャーナル紙、2001年1月25日号に掲載。以下はサンダーソン氏の許可を得て翻訳転載。文中で紹介されている各社の連絡先は省略。)

 コラム本文は次の記事以下に。。。