コメント

_ DryGin B ― 2006年02月25日 11時36分20秒

いつもの散歩コースですが、お誘いを受けたのに立寄りが遅くなりました。

  じつは翌日(2006/02/20)、日本ハーシェル協会の方も拝見しました。
  あちらも玉青さんが製作担当されているとか…。
  たいへん歩き易く、きれいなサイトでした。

 私もハーシェルの名前は知っていましたが、まったく背景は知りませんでした。すべての時間が、まだゆっくりと流れていた古き良き時代を感じます。貴族趣味と言われてしまいそうですが、哲学を頂点に置いた芸術も科学も、人間の好奇心に根差した素直なものだったと感じます。

 我々も、良いな良いなと言ってばかりではいけないのかも知れません。

 そうそう、私は宇宙開発や天文のプロではありません。マイナス270度付近の、極低温の物理をやっています。賢治の春と修羅の序にでてくる<氷窒素のあたりから>は、私の手のひらの範囲です。

 また立寄らせていただきます。

_ 玉青 ― 2006年02月26日 08時28分39秒

ありがとうございます。

「協会」のページの方も少しずつコンテンツを増やしていきますので、今後も足をお運びくだされば幸いです。

「貴族制度」は願い下げでも、好奇心の持ち方としての「貴族趣味」は、なかなか捨てがたいですね。

さて、極低温の世界というと、昔、アイザック・アシモフの科学エッセイだったと思いますが、超伝導というのは、「電気抵抗が事実上ゼロになる」とか「限りなくゼロに近くなる」のではなく、「完全にゼロになる」んだ、現実世界に「完全」ということは普通ないけれど、超伝導はまさにその例なのだ…というようなことが書いてあって、感動した記憶があります。

273度というと、プラスの方に伸ばすと天ぷらが焦げるぐらいで、日常世界そのものですが、マイナスの方に伸ばすと何とも不思議な世界です。絶対零度には永遠にたどり着けない、というのも謎めいています。

_ 加藤喜昭 ― 2006年04月10日 22時33分41秒

貴ホームページ拝見しました。40フィートのハーシェル望遠鏡の模型に大変関心があります。実は15,6年前に仕事で同望遠鏡の模型を制作し天文館に納めました。しかしながら製作時間と資料の不足から不本意な出来となり、何時か作り直そうと思いながら今日に至ってしまいました。お願いがあります。あの模型を拝見させて頂きたいのですがそれは可能でしょうか。説明も受けたいのですが何処へ行けばよいのでしょうか。何卒宜しくご回答下さいませ。

_ 玉青 ― 2006年04月10日 23時24分04秒

加藤喜昭 様

お尋ねありがとうございました。ハーシェル望遠鏡の模型作りとは、何と素晴らしいお仕事!更に良いものをというプロ意識にも最大限の敬意を表したく思います。

さて、写真に写っている模型は、イギリスのハーシェル博物館の展示品です。

もちろん直接博物館宛てお尋ねいただくことも可能ですし(連絡先は、右をご参照ください。 http://www.bath-preservation-trust.org.uk/contact.php)、お時間をいただければ、細部の写真の他、製作当時の資料の有無等について、先方のハーシェル協会を通じて照会してみたいと思います。(その場合は、右ページ最下段にあるアドレス宛てご連絡ください。 http://www.ne.jp/asahi/mononoke/ttnd/herschel/information.html

以上よろしくお願いいたします。

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