『星界の絵地図』(4)…“ひげ文字”2006年02月28日 06時22分39秒


さて、挿絵にいい加減なコメントを付けるだけではなしに、ここらで肝心の本文についても是非触れたいところですが、問題は「言葉」です。

当然中身は全てドイツ語なので、私にとってはフランス語以上に●●なのです。しかも文字が例の「ひげ文字(花文字、亀甲文字)」なので、見た目はいかにも「獨逸」という感じの重厚な雰囲気で、タイポグラフィカルな面白みはありますが、しかし…。

ひげ文字は第2次大戦頃まで使われ、ひげ文字の廃止をヒットラーの数少ない「功績」に挙げる人もいるぐらいで、やっぱりドイツ人自身にとっても難解だったのでしょう。

当面、努力と慣れが必要です。