THE GOLDEN BOOK OF ASTRONOMY(2)2006年06月04日 07時03分34秒

昨日に続き、その中身を掲げます。

左は「不思議な世界にて」、右下は「何十億もの星たち」と題した章より抜粋。

描かれているのは、月面有人着陸の想像図と、アメリカの平原上に屈託なく広がる星空。

蛇腹状の袖の宇宙服にはレトロフューチャーな味わいがありますし、木製三脚に載ったスマートな屈折望遠鏡にも1955年当時の空気を感じます。

柔らか味のある水彩の挿絵が優しい印象。印刷も綺麗です。

コメント

_ Akiyan ― 2006年06月04日 23時20分13秒

うーむ、コメントせずにはいられない。

「科学大観」のあやしげな光子ロケットと月世界探検。
「子供の科学」の宇宙旅行案内。
どこか貧しいけれど、夢のあった、
それこそ三丁目の夕日の時代をおもいだしました。

現代の子供が、宇宙に興味を示さないのは、なぜだろう。

右下の天体観測シーンは、
谷内こうたの傑作絵本「なつのあさ」をイメージさせる
美しい情景ですね。

_ 玉青 ― 2006年06月05日 06時12分34秒

そうそう、そうなんですよね。

私は三丁目の夕日よりも下の「ちびまるこ世代」に属しますが、当時(昭和30年代、ないし40年代)の子供の心を満たしていた夢と憧れを思い起こすと、ジワッと来るものがあります。

あまり懐古的になるのも如何なものかと思いますが、そもそもが懐古趣味を唱道するブログですので、同好の方は大いに談じていただければ幸いです。

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