天文古書のこと(1) ― 2006年06月16日 06時04分07秒

ここであらためて、天文古書の魅力とは何か?
★ ★ ★
詩情の感じられる美しい図版、珍奇な記述、横溢するアマチュアリズム。
まだ天の川がどこでも見られた時代、時の流れもゆっくりしていた時代…
古びた頁の端々から立ち現れるそうしたものこそ、天文古書の最大の魅力ではないでしょうか。
★ ★ ★
「書を捨てて、己の目で星を見よ!」という正論に怯えつつも、私のような Armchair Astronomerにとっては、空調の効いた部屋で静かにページを繰っている瞬間が至福の時なのです。
最近のコメント