イライジャ・バリット著 『宇宙の地理学』(3)…星図編 ― 2006年07月07日 05時52分36秒

Buritt の『宇宙の地理学』 Geography of the Heavens (1835初版)については、以前も取り上げました。
http://mononoke.asablo.jp/blog/2006/05/18/369809
http://mononoke.asablo.jp/blog/2006/05/19/371042
この本は副題に「Accompanied by Celestial Atlas」とあり、その付図として作られた手彩色の星図を今でもネット上でよく見かけます。19世紀前半にさかのぼる古星図としては、最も入手しやすいものの1つで、古地図や版画を扱う店で、たいていは1枚ごとに切り売りされているのが現状です。
先年、たまたまセット物が売りに出ていたので購入。保存が悪く、ボロボロの状態でしたが(だから私でも買えたのです)、あまりにも不憫だったので、裏打ち、染み抜き、秩(外箱)の製作を専門の業者に依頼しました。額装できるように、あえて再製本はせずにバラバラの状態のままとしてあります。
紙面サイズは、42 cm × 36.5 cm と、かなり大判です。
伝統的な図柄は、クラシックなムード十分。くすんだ地紙と淡彩の色合いも古雅な味わいを醸し出しています。
なお、最近この星図の復刻版が出たという話をチラッと聞きました(うろ覚え情報)。
***************
今日は七夕。当地では、夜には晴れるという予報でした。予報が当りますように。
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この本は副題に「Accompanied by Celestial Atlas」とあり、その付図として作られた手彩色の星図を今でもネット上でよく見かけます。19世紀前半にさかのぼる古星図としては、最も入手しやすいものの1つで、古地図や版画を扱う店で、たいていは1枚ごとに切り売りされているのが現状です。
先年、たまたまセット物が売りに出ていたので購入。保存が悪く、ボロボロの状態でしたが(だから私でも買えたのです)、あまりにも不憫だったので、裏打ち、染み抜き、秩(外箱)の製作を専門の業者に依頼しました。額装できるように、あえて再製本はせずにバラバラの状態のままとしてあります。
紙面サイズは、42 cm × 36.5 cm と、かなり大判です。
伝統的な図柄は、クラシックなムード十分。くすんだ地紙と淡彩の色合いも古雅な味わいを醸し出しています。
なお、最近この星図の復刻版が出たという話をチラッと聞きました(うろ覚え情報)。
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今日は七夕。当地では、夜には晴れるという予報でした。予報が当りますように。
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