アドラー・プラネタリウムのペーパーウェイト2006年09月19日 05時59分35秒


アドラー・プラネタリウムの昔のお土産品です。
直径8センチ、ちょこんとドームをかぶった姿が可愛らしい。

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「1933年のシカゴ博覧会に合せて、シェッド水族館や、他の建物といっしょに売りに出された、ミニレプリカシリーズの1つ。

アドラー・プラネタリウムのモデルは今でもよく目にしますが、今回紹介するシルバーウォッシュ・タイプの品は稀(※)。

細部まで非常に精巧な作で、表面にわずかなくすみ―いや、古色というべきでしょう―がある以外、目だった傷やへこみはありません。ただし底に貼られたフェルトは欠失しています。

1930年代製金属モデルの逸品。」

(※管理人註…ブロンズ仕上げはオークションにもよく出てきます。)

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…というのが、eBay業者の口上。

売り手は、お土産用建物モデル(souvenir building)専門という、たこつぼ的な業者なので、その知識は一応信頼できるものでしょう。確かに、窓の桟のような毛筋ほどの細部もきれいに出ており、初期に鋳造されたモデルという気はします。

小さな身体に古希の風格を漂わせた、机辺に置いて楽しい品。