折りたたみ日時計 ― 2006年10月23日 06時10分45秒

昨日の続き。
Hemisferium 社製の折りたたみ日時計(Diptychs Sundial)です。商品名は「ケプラー」。長辺が8.5センチほどのポケットサイズで、本体は木製、そこにアンティーク調の目盛りを刷り込んだ紙が貼られています。
方位磁針で本体を北に向け、斜めに張られた糸の影で時間を読み取る仕組み。
商品名のケプラーは単なる愛称で、ケプラーと直接関係があるわけではありません。こうした日時計が使われたのが15世紀~18世紀ころなので、時代を代表する人、というわけで、あやかってネーミングしたのでしょう。
ところで、昨日紹介したのは、みな Antiquus 社の製品でした。その上、同社でも似たような日時計を作っているので、私自身、届くまでこれも Antiquus 社の品とばかり思っていました。しかし、よく見ると微妙に違います。違うけれどもそっくり。
Hemisferium 社のサイトはこちら(http://www.hemisferium.net/index.php)。日時計に限らず、商品のラインナップ全体が Antiquus 社に酷似しています。
ホームページを見ると、Hemisferium と Antiquus の両社はいずれも Villalcor 社(1984年に創業した、アンティーク科学機器のレプリカメーカー)の後身を名乗っているので、どうもその辺に複雑な事情がありそうです。
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