企画展 「星空にあこがれて ― プラネタリウムと天体望遠鏡」(2) ― 2006年11月16日 06時07分10秒
さらにパンフレットより一部転載。
★中央:10センチ屈折(既出)
左:中村要(なかむらかなめ)製屈折(昭和初期)
右:オルバン・クラーク製12.5センチ屈折(大正時代)。
例えばアメリカあたりの人だと、真鍮製鏡筒はあくまでも金色にピカピカ光っているのが好きなので、メンテナンスに細心の注意を払って、場合によってはラッカーを塗り替えたり、いろいろ苦心しますが、日本人は古色好きなので、こういう煤けた風情にいっそう強く心惹かれるようです(あくまでも平均的な感性としてですが)。
たとえ理科趣味といえど、決してカルチャーフリーではない―というのは、考えてみれば当たり前の話ですが、つい忘れがちな点でもあります(それで頓珍漢な誤解をしたりすることもあります)。
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