ファーブルの本…『昆虫記』の原典を求めて2007年03月03日 19時52分54秒


ジャン・アンリ・ファーブル(1823-1915)の略伝についてはこちら。

●ウィキペディア、ファーブルの項
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB

さて、少年少女版とは別に、できるだけファーブルその人に近づきたいと思い、古書を探すことにしました。性懲りもなく、ここでも読めないフランス語の本に手を出しています。ある意味愚かしい行為ですが、まあファーブルを偲ぶ記念碑の代わりです。(例えば筋金入りの愛書家も、本を実際に読むことは殆どしないそうですから、それと似たようなものです。)

今回こだわったのは、ファーブルと同じ空気を吸った本、すなわち「ファーブルが存命中に出た本」という点です。

それぞれの書誌については、明日以降書こうと思いますが、こういう(ささやかな)「大人買い」ができるようになったのが、35年前の子ども時代と大いに違うところ。ただし、読書の質の方はほとんど向上していないのが、可笑しくもあり、寂しくもある点です。

(この項つづく)