惑星装置(2)…木星とその衛星2007年03月24日 08時42分29秒

一昨日の挿絵の下に掲げられた図。

キャプションには、「故 W. Pearson 師の手になる、木星の衛星のための巨大な装置」と記されています。地球とその月を木星とその衛星に置き換えた、テルリウムの応用品でしょうが、こちらは衛星が多い分、機構がいっそう込み入っています。

ウィリアム・ピアソン(1767–1847)は、英国王立天文学会の創設メンバーの1人で、天文機材万般について並々ならぬ知識を有していました。

机上でカタカタ動く大小の球体。ランプの明かりを受けて鈍く光る真鍮の歯車群。マホガニーの深い色合い。…想像するだけで、そのクラシックな香気に陶然となります。

そしてまた、これは太陽系を外から眺める神の視角でもある…というのが、往時の人々を興奮させたのだと思います。

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