東京天文台・夏(4) ― 2007年07月03日 05時44分05秒
旧図書庫。
「20世紀末まで図書資料を保管していた建物です。アインシュタイン塔と同じように、壁面がスクラッチ(引っ掻き)模様のあるスクラッチタイルで装飾されています。窓の位置、ひさしのデザインなどにも当時の近代建築物の特徴が見られます。」(案内板の解説より)
赤みの強い外観と、うっそうと茂る緑の対比が鮮やかです。
昭和戦前の匂いのする、こういう建物を、少し前までよく見かけたような気がするんですが、いつの間にかすっかり消滅しましたね。ふと気づくと歴史的建造物と化していました。
東京天文台・夏(5) ― 2007年07月03日 05時47分47秒
広々とした空の下、草原の窪地に立つ、謎めいた小屋。
正体は↓のページの一番下をご覧ください。
★http://www.nao.ac.jp/about/mtk/visit/shigokan.html
ところで、昨日~今日の5枚の写真を見て、何か連想されないでしょうか。
私は、特にこの原っぱを見たとき、「そうか、これはジブリの景色なんだ」と瞬時に思いました。宮崎駿さんの原風景はきっとこんな状景であり、ジブリ作品に溢れる光と影、緑と風は、こうした風土から生まれたのだと思います。
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今回掲出した記事のうち、ゴーチェ子午環、旧図書庫、そしてこの自動光電子午環は、今年の4月から新たに見学エリアに組み込まれた施設だそうですので、東京天文台には以前行ったよ…という方も、行けばまた新たな発見があるかもしれませんね。
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