百葉箱 ― 2007年07月29日 17時48分42秒
夏休みは物思う時季で、いろいろなことが鮮明に思い出されます。
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青黒い空には 目に沁みるほど白い入道雲が むくむくと湧き
夏休みでがらんとした校庭には 桜の木が 濃い影を落とし
その傍らに 百葉箱が ひっそりと立つ
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…といったイメージにしんみりしつつ、百葉箱を買いました。もちろん、本物ではなくて食玩ですが。
■左 バンダイ 「ぼくの小学校・2時間目」 より<運動場編>
(ほかに二宮金次郎像と体操をする男子が付属しています。高さ約4.8センチ)
■右 メガハウス 「学校のおもいで2」 より<百葉箱>
(こちらには朝顔の鉢植えが付きます。高さ約8.5センチ。
扉が開閉式になっていて、中に気圧計と温湿度計の模型が
入っています。)
部屋でカルピスを飲みながら、この小さな百葉箱の向こうに大空が広がっているのを空想します。
□□付記
今日は投票のため息子の通う小学校に行ったので、ついでに百葉箱を探したんですが、見つからずガッカリ。…と思ったら、未舗装の駐車場の隅にちゃんとありました。夏草が生い茂って、そこに半ば埋もれるようにして立っていました。今は全く使われていないようで、何ともあはれの深い情景でした。
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