蓋の裏には、個々の標本名が書いてあるのですが、それはこれから改めて辞書をひいてみます。(→明日の記事で書く予定。)
ただ、一見して、岩石よりも化石が目立つこと、そして人工的な土器片まで入っているところが、日本の品とは大いに異なった趣です。まあ、虚心に見れば、日本の方が潔く、また理科の心に適っているかもしれません。
さらに、底にクッション代わりに、苔が敷いてあるのも目を惹く点です。すでにゴワゴワのパサパサになっていますが、まだ微かに緑味を帯びているところがあります。
“日本の綿 vs. ヨーロッパの苔”に風土の差というか、ちょっとした異国情緒を感じます。
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