堂々たるホームメイド望遠鏡(1)2008年02月14日 23時34分14秒


さて、話をインガルス(編)『アマチュアの望遠鏡製作 Amateur Telescope Making 』に戻します。

ピンぼけで恐縮ですが、同書第4版(1935)から、“HOME MADE TELESCOPE(S)”と題された写真を転載します。いずれも、元は1928年の「サイエンティフィック・アメリカン」誌に掲載されたもの。

これらを見るだけでも、望遠鏡自作ブームが、いかに素早く、いかに徹底して広まりつつあったかをうかがい知ることができます。何といっても、アメリカで趣味の望遠鏡作りが始まってから、まだ数年目のポートレートなのですから。

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「ジャマイカのジョージ・H.ハミルトン教授作(北緯18度で使用するため、極軸の角度が低いことに注意)」

堂々たるホームメイド望遠鏡(2)2008年02月14日 23時37分15秒


「眼科医J.A.ジョンソン作。主鏡径25センチ、焦点距離180センチ。脚部に注目。精巧な自作クロックドライブが内蔵されている。」

ダンディなジョンソン先生。
スライディング式格納小屋の扉に、誇らしげにネームが書かれているのが微笑ましい。(と思ったけれど、単なる広告か…)