天文古玩

昨日、2月15日はガリレオの誕生日でした。

1564年の生まれといいますから、引き算すると…おお！444歳！（電卓を叩いてびっくり）

そして来年は、ガリレオが初めて望遠鏡で宇宙を眺めてからちょうど400年。国際天文学連合 （IAU） は、それを記念して2009年を「世界天文年」と定め、いろいろなイベントを企画しているようです。

■世界天文年2009日本委員会HP　http://www.astronomy2009.jp/

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写真は、ガリレオの記念碑的著作 『星界の報告』 （1610）。
写っているのは、冒頭、パトロンであるトスカナ大公・コジモ二世に捧げた献辞のページ。もちろん本物ではなく（当り前）、1987年に大英図書館本をもとに作られたファクシミリ版です。

はるかなる宇宙の深奥を覗き込む筒先。天使でさえも到達できぬ無限の高みへと飛翔する精神。何といっても、天文趣味の歴史は全てここに発したのです。

ラテン語なので、中身は当然全く読めませんが、これぞ天文古玩堂を守護する聖なる護符なのです。