天文古玩

<< 2008/02 >>
日 月 火 水 木 金 土
01 02
03 04 05 06 07 08 09
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29

このブログについて

天文を中心に、「理科趣味」の雅致を、モノにこだわって嘆賞するサイトです。賢治、足穂、フープ博士へのオマージュ。リリカルな郷愁の天文趣味の世界へ... (since '06.1.23)

カテゴリ一覧

  • 天文古書 (417)
  • 天文台 (225)
  • 星図 (194)
  • 天球儀・地球儀 (81)
  • プラネタリウム (71)
  • 天文機器 (107)
  • 星座早見 (97)
  • 望遠鏡 (200)
  • 太陽・日食 (56)
  • 月・月食 (187)
  • 天空の光(黄道光・オーロラetc) (19)
  • 流星・隕石 (29)
  • 火星 (37)
  • 木星 (11)
  • 土星 (50)
  • その他の惑星・小惑星 (32)
  • 彗星 (116)
  • 太陽系全般 (46)
  • 恒星 (20)
  • 星座 (116)
  • 銀河(Milky Way) (69)
  • 星雲・星団・系外銀河 (34)
  • ロケット・人工天体 (60)
  • 天文余話 (135)
  • 暦・編暦・改暦 (33)
  • 時計 (69)
  • 占星 (30)
  • 天文趣味史 (156)
  • 野尻抱影 (42)
  • 宮澤賢治 (190)
  • 稲垣足穂 (172)
  • 長野まゆみ (64)
  • フープ博士、クシー君etc. (43)
  • 理科少年 (58)
  • 理科室 (171)
  • 理科系古書(天文以外) (272)
  • 新本 (95)
  • 博物学 (108)
  • 博物館 (91)
  • 動・植物 (243)
  • 昆虫 (116)
  • 顕微鏡 (43)
  • 化石・鉱石・地質 (249)
  • 解剖 (66)
  • 医療・薬学 (26)
  • 物理・化学・工学 (119)
  • 数学・図形 (25)
  • 気象 (98)
  • 極地 (27)
  • 乗り物・交通 (41)
  • 標本・理科模型 (216)
  • 掛図 (67)
  • 絵葉書 (354)
  • 写真・幻燈・スライド (161)
  • 版画・エフェメラ・切手など (234)
  • アクセサリ (42)
  • 玩具・ゲーム (102)
  • 印刷技術 (51)
  • 肉筆もの (56)
  • こまごまグッズ (249)
  • 和骨董・和の世界 (79)
  • 驚異の部屋 (73)
  • 書斎 (81)
  • ヴンダーショップ・イベント (174)
  • 古玩随想 (206)
  • 身辺雑記 (321)
  • その他 (211)
  • すてきなページ(リンク) (77)
  • 便利情報 (7)

最近のコメント

  • 玉青
  • S.U
  • 玉青
  • 透子
  • 玉青
  • 玉青
  • ofugutan
  • 透子
  • 透子
  • 玉青
  • 透子
  • S.U
  • 玉青

ブログ内検索

Google

バックナンバー

  • 2023/ 9
  • 2023/ 8
  • 2023/ 7
  • 2023/ 6
  • 2023/ 5
  • 2023/ 4
  • 2023/ 3
  • 2023/ 2
  • 2023/ 1
  • 2022/12
  • 2022/11
  • 2022/10
  • <<

最近の記事

  • 月夜のドラマ
  • 銀河忌
  • リリパット・プラネタリウム
  • ヘイデン・プラネタリウムのペンダント
  • インドラの網のその彼方へ
  • あをによし奈良のサファイヤ
  • 身の丈に合った蒐集ということ…『瓦礫洞古玩録』
  • 『世界《宇宙誌》大図鑑』…宇宙イメージ総まくり
  • あの名店がお隣にやってきた
  • 寝ぼけ声
  • 【閑語】8月15日
  • 赤燐十二星座
  • 衰へたる末の世とはいへど…
  • 戦火の抱影
  • なつのほし(第三夜)
  • なつのほし(第二夜)
  • なつのほし(第一夜)
  • 大コレクター逝く
  • 龍珠の伝言
  • ソビエトの星(補遺)
  • ソビエトの星
  • コペルニクスの隣にいる例のあの人
  • 理科室の夏
  • 人類学博物館にて
  • ともづなを解け、帆を上げよ

RSS

ログイン

ロンドンに潜む怪コレクター ― 2008年02月24日 09時51分53秒


S.U.さんと、とこさんからコメントをいただいた話題で記事を一本。

昨日(2月23日)の「世界ふしぎ発見」は、知られざるロンドンを紹介ということで、大英博物館の収蔵庫や、アンティークマーケットなど、「古物」を切り口にロンドンを案内していました。

そして、番組の最後の方に登場したのがアーサーさんという、理系アンティークの大コレクター。冒頭のお二人と同じく、私もこれがいたくツボにはまりました。

その自宅は、オーラリー、天球儀、顕微鏡、望遠鏡、六分儀、アストロラーベ…etc.、数々の逸品で埋まり、マホガニーと真鍮の色合いであふれかえった夢のような空間。よくぞ蒐めたり。

アーサーさんは、小柄で内気そうな、それでいてちょっとエキセントリックな風貌の男性で、世間で流通するコレクターのイメージにはぴったり。

が、しかし。。番組では「一コレクター」として紹介されていましたが、アーサーさんは実は「やり手骨董商」であり、売買もすれば、映画やCM用の小道具として商品の貸し出しもしているので、映像に映っていたのは、アーサーさんのコレクションであると同時に、商売物でもあります。したがって、彼は「浮世離れしたオタク的コレクター」ではなくて、実務に精通した、きちんと算盤を弾く人であることも確かです。

もっとも、こう言ったからといって、アーサーさんが理系骨董に尋常でない興味と知識を有していることには変りがないので、彼を貶めることには全くならないでしょう。

■アーサー・ミドルトン氏HP: http://www.antique-globes.com/
 貸出し用物件一覧はこちら(ページ下のジャンル別見出しをクリックしてください)
 http://www.antique-globes.com/hiring.html

番組に出てきたのはほんの一部で、まさに博物館級のコレクション。隔絶。。。

(写真はアーサーさんではなくて、自室の「金色っぽい」一角)

by 玉青 [古玩随想] [すてきなページ(リンク)] [コメント(2)|トラックバック(0)]

アサブロ の トップページ