浮沈子 ― 2008年05月28日 23時29分47秒
掛図の話はちょっと休憩です。
ごそごそ資料を探していたら、こんな人を見つけました(右上)。
大正期とおぼしい理科教材カタログより 「浮沈子(ふちんし)」。
高等小学校の2年生用です。定価50銭也。
最近はペットボトルという便利な素材があるので、理科工作の定番ともなっているようです。水を入れたボトル(昔はゴム膜を張ったガラス瓶)を握ったり緩めたりすると、水圧の変化で、中の「うき」(最近は金魚型の醤油さしを使うらしい)が、浮いたり沈んだりするという理科教材。
昔、校門の前で怪しげな行商人が、面白おかしく口上を述べながら浮沈子を売っていて、本当に欲しかったんですが、お金がなくて買えませんでした。その悲しさを今でもはっきり覚えています。
それにしても、このおじさん、いいですね。
このおじさんが、スイスイ浮き沈みするところを想像しただけで、たまらないものがあります。
(「浮沈子」というのは中国語っぽい語感ですが、元々あちらのものなんでしょうか。)
ごそごそ資料を探していたら、こんな人を見つけました(右上)。
大正期とおぼしい理科教材カタログより 「浮沈子(ふちんし)」。
高等小学校の2年生用です。定価50銭也。
最近はペットボトルという便利な素材があるので、理科工作の定番ともなっているようです。水を入れたボトル(昔はゴム膜を張ったガラス瓶)を握ったり緩めたりすると、水圧の変化で、中の「うき」(最近は金魚型の醤油さしを使うらしい)が、浮いたり沈んだりするという理科教材。
昔、校門の前で怪しげな行商人が、面白おかしく口上を述べながら浮沈子を売っていて、本当に欲しかったんですが、お金がなくて買えませんでした。その悲しさを今でもはっきり覚えています。
それにしても、このおじさん、いいですね。
このおじさんが、スイスイ浮き沈みするところを想像しただけで、たまらないものがあります。
(「浮沈子」というのは中国語っぽい語感ですが、元々あちらのものなんでしょうか。)
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