デロール炎上、そして復活2008年10月17日 22時30分27秒

(炎に包まれるデロール。デロールのサイトより)

デロールが火災で焼けたというニュースを関心空間で目にしました。
うっかり気付かずにいましたが、もう焼けてから8ヶ月にもなるそうです。

★剥製標本は二度、息を引き取る(Tizitさんの日記)
 http://www.kanshin.com/diary/1559614#comment

上の記事から、火事のニュースを伝えるデロールのサイト(Google訳)にリンクが張られています。

火事が発生したのは、今年の2月1日早暁。原因は漏電と推定されています。炎はたちまち建物の2階部分を占めるデロールのメイン売り場に燃え広がり、一時は14台の消防車が出動する騒ぎになりました。火災は午前7時にはほぼ鎮火したものの、これによって博物学の聖地デロールは、大量の貴重な標本(商品)と共に、炭と灰と水の無惨な姿になったのでした。

写真を見ると本当にひどい状況だったようですが、火事のBefore-Afterの写真にまで、デロール独特の美意識が貫かれているようで、全然意気消沈していないらしいのが頼もしく思えます。

実際、その後「不死鳥の如く」「奇跡の如く」(いずれもデロール自身の表現)ショップは再建され、徐々に旧に復しつつあるようで、本当によかったです。極東の地から、かつてブウブウ文句を言った私も応援しているので、今後も末永く頑張って欲しいものです。