冬の町2008年12月26日 21時32分26秒


今日は北国は大荒れの天気だったようですね。

私の住む街も、いかにも冬らしい日。空は雲ひとつない青空なのに、そして太陽はきらきらとまぶしく輝いているのに、空気には温もりがなく、冷たい風に送られて、ちぎれ雲がすばらしい速さで飛んでいくのが見えました。

今日は仕事納めもそこそこに、早上がりして帰途についたのですが、ふと思いついて、3つ手前の地下鉄駅で降りて、見知らぬ道をブラブラ歩いて帰ってきました。

明るい午後の陽ざしに満ちた住宅街は、妙に森閑として、不思議な気配が漂っています。人気のない小学校、すっかり葉を落とした大木、古い門構えの家、地図でかすかに見た記憶のある町名をたよりに、坂道を上り、下り、見知らぬ町をどこまでもどこまでも、まるで夢の中にいるような気分で歩き続けました。

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さて、本来の記事はもうちょっとしたら再開します。