…ではなくて、ガラスと真鍮。
いずれも、クラシックな理科室趣味には欠かせない素材ですね。
でも、ガラスと真鍮の色や質感を愛でる心の背後には、水晶と黄金への呪物崇拝に近い、より意識の古層に根ざしたものが、きっとあるにちがいありません。
(個人的には、絢爛たる金色の仏堂に安置された、水晶製の五輪塔を連想したりします。欧米の魔法ファンタジー系作品にも、似たような取り合わせは出てくることでしょう。)
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今日は冷気を含んだ風と通り雨。
暗い空を鳴きながら飛ぶ小鳥の声も寂しげです。
秋はいよいよ深く、季節は少しずつ冬へと向いつつある様子。
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