おうちプラネタリウム(4)2009年11月03日 17時29分33秒


窓口でチケットを見せて中に入ると、すでに11月の北の空の演目が始まっています。

地平線上の大熊の姿は、中天にあるよりも一層大きく見えます。
その上方には小熊、竜、それにケフェウス王と王妃カシオペア。

古い神話の世界を物語る解説者の声は、あくまでも静かに響き、これまたチケットを持たぬ者の耳にはまったく聞こえないのでした…

コメント

_ S.U ― 2009年11月03日 21時58分42秒

考えるに、プラネタリウムの魅力は「星がすぐ近くにある」ところにある、と気づきました。(タルホの切り紙の天体の世界!)

 そういう意味では、プラネタリウムは小さければ小さいほど良いのかもしれません。

_ 玉青 ― 2009年11月04日 22時02分45秒

おお、ご指摘を受けて、何だかこれがとてもタルホチックな物に思えてきました。物差しで測れる次元で言うと、確かにこのドームは星が近いですね。20センチもありません。切り紙細工といえば、これほど切り紙細工的なものもないでしょう。

_ ヒゲキタ ― 2010年04月24日 11時06分48秒

_ 玉青 ― 2010年04月24日 19時43分18秒

○ヒゲキタさま

やや、これは!!
1940年のPopular Science誌に載ってたんですね。この「プラネタリウム」の、同時代における受容のされ方が分かって、とても興味深いです。(出来上がったプラネタリウムを明かりにかざす少年の横顔も素敵です。)
貴重な情報を、本当にありがとうございました。

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