過去記事フォローシリーズ…アニーを見つけた ― 2010年07月28日 19時59分10秒
太陽観測で名をはせた、おしどり天文家のマウンダー夫妻、特に妻であるアニー・マウンダー(1868-1947)について、5月に集中的に取り上げました。
■太陽のカップル
http://mononoke.asablo.jp/blog/2010/05/10/
■アニー・マウンダー『天界の物語』
http://mononoke.asablo.jp/blog/2010/05/15/
■アニー・マウンダー『天界の物語』(2)
http://mononoke.asablo.jp/blog/2010/05/18/
上の最後の記事の中で、「ところで、アニーってどんな女性だったんだろう?と、思うんですが、彼女の肖像写真はまだ見つけられません」と書きました。それが、やっと見つかりました。
※出典:Mary Brück, Women in Early British and Irish Astronomy, Springer, 2009, p.222.(原著クレジットはArmagh Observatory)
私は何となくふっくらタイプの女性を想像していたんですが、予想と違って細面の人でした。また上の記事では、彼女がそのユーモラスな人柄で、講演会の聴衆を魅了した…というエピソードについても触れました。なるほど、こういう人が面白いことを言ったら、さぞかし面白いような気がします。
★
ところで、写真をお借りしたBrück博士の遺著―博士は2008年に83歳で逝去されました―について。この本は最近やっと手元に届いて、まだパラパラと見ただけですが、これは時間をかけて味読すべき本だなと思いました。
…と言いつつ、積ン読になっている本も多いのですが、なるべくそうならないように、この夏の課題図書として、これはゆっくり読んでみるつもりです。
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