こんな書斎はどうだろう ― 2010年09月18日 12時35分16秒
麻理さんの「スチームパンク大百科」で、テキサス在住のSara Brumfield さんの The Steampunk Home というページが紹介されていました。
Saraさんにとってのスチームパンクとは、単なる真鍮と歯車のミックスではなく、“過去と現在と未来の、そして現実と夢の美しい融合”といったニュアンスらしく、記事を拝見する限り、そのインテリア嗜好も上品ですっきりしたものが目立ちます。
レストア物のヴィンテージ家具やインテリア小物を扱ったオンラインカタログ(RESTORATION HARDWARE)から、お気に入りのページを紹介しています。
その3枚目の画像が下の部屋(勝手引用失礼)。
その3枚目の画像が下の部屋(勝手引用失礼)。
アーミラリースフィアをかたどった照明、真鍮製の大きな砂時計に注目した後、Saraさんは「この部屋に唯一足りないのは、窓辺に置かれた望遠鏡。それさえあれば、アマチュア天文家にとって理想の住まいになるのに…」と述べています。
現実のアマチュア天文家の部屋は、日米を問わず、これとはずいぶん違うと思いますが、しかしイメージで語る分には、とても美しいイメージですね。ええ、私もこんな部屋(望遠鏡付きの)に住んでみたいです。そして青い月の光に照らされて、古い星図を開いたり、真鍮製の望遠鏡の胴をなでたりしてみたいです。
そしてもう1つ、「完璧な書斎」と題された記事から(「A Perfect Library」 )。

(これまた勝手引用失礼)
白とダークブラウンを基調とした、明るく硬質な空間。
これぞ、すっきり系スチームパンカーの理想の書斎なのでしょう。
で、この記事にバークリー在住の Elizabeth さんが寄せたコメントによれば、彼女のブログ(ONE MUST SHOCK THE BOURGEOIS)には、同じ部屋がもっと大きい画像で載っているとのこと。
おお、クリックすると、ぐっと大きくなりますね。
金属製の梯子のフォルム、指物細工のかっちりした机、そしてチェスト上で一際目立つ、巨大なロブスターの分解標本。「いったいどこで、このロブスターは見つかるのかしら?」と Elizabeth さんは首をひねりますが、これはたぶんデロール製でしょう。しかし、白いバージョンもあったのか…。
スチームパンカーでなくても、この書斎は素敵です。しかし現実は、まあ…。
Elizabeth さんは、記事をこう結んでいます。“Someday, a real library- ah, dare to dream”。彼女を応援するとともに、自分もまた dare to dream と呟きたいです。
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