科博へ2010年09月29日 21時41分18秒

最近、絵葉書の出番が多いですね。
値段が手軽なので、ついつい買ってしまうというのもあるし、画像で紹介するにも、サッとスキャンするだけなので楽…というのも、その理由です。

ブログの紹介欄にあるように、「モノにこだわる」と言うからには、もう一寸3D感が欲しい気もしますが、結局画面で見る分には、どんなモノでも2次元だし…という理屈はともかく、絵葉書はなかなか「奥の深いペラペラ世界」なので、これからも頻繁に登場するでしょう。

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さて、絵葉書といえば、博物館の絵葉書をもうちょっと載せるつもりでいたのが、途中で話題がそれました。

話を戻して、上野の国立科学博物館を取り上げます。
明治10年(1877)創立の、日本でも有数の歴史を誇る博物館(日本最古の博物館がどこかは諸説ある模様)。この間、場所も、名称も、変遷がありましたが、今の建物(現・日本館=昔の本館)は、昭和5年(1930)の竣工です。その翌年、「東京博物館」から「東京科学博物館」に、さらに昭和24年(1949)に「国立科学博物館」と改称しました。

写真は、戦前に売り出された「東京科学博物館」時代の絵葉書セットです。
今では古風な日本館が、まだ新築の香をさせていた頃の初々しい姿を、これから順次見ていきます。

(小道具として添えたのは科博のフィギュア。幅約6センチの小さな小さな重文建築。)