日時計のおもてに春日は暮れ難し2011年02月01日 20時57分52秒

2月、如月。
梅も咲き、俳句の世界では早くも春です。

日時計というのは、特に何の季語ともなっていないようですが、私が歳時記を編むとしたら、春に配当したい気がします。陽光を待ちわびた末に訪れた季節に、いかにもふさわしいと思うからです。

うららか、日永(ひなが)、のどか、こういった単語はすべて春の季語。「ぶらんこ」や「シャボン玉」もそうですね。そして、「日時計」も何となくそういった世界の住人という気がします。

下はわが家の日時計コレクション。


といっても、フランスのフェーヴ(ガレット・デ・ロアというお菓子に入れる豆細工)なので、実用性はゼロです。2.5センチ角ぐらいの、小さな太陽への捧げもの。


日時計と懐中時計。
こんな写真を撮っている暇があるとは、まこと春の日は暮れ難い。

コメント

_ スピカ ― 2011年02月02日 20時18分16秒

日時計のフェーブすごく可愛い!!!日時計ばかりよく見つけましたね!!!小さな太陽への捧げものって表現が素敵で心が温かくなりました。

_ 玉青 ― 2011年02月02日 20時56分41秒

>日時計ばかりよく見つけましたね!

いやあ…これはセットものを一括購入したので、あまり手間暇はかかっていないんですよ。捧げられた太陽にしてみると、あり難さも5割引きといったところかもしれません^^;

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