春日、望遠鏡、古書2012年03月03日 20時49分43秒

今日はひな祭り。穏やかな春です。
昨日、くしゃみが立て続けに出ました。
そして一晩明けたら、私は突然花粉症患者になっていました。

これまでも、何となく目がかゆいとか、予兆はありました。
しかし、まあそれほどでもなかったのですが、ここにきていきなりの発症です。
鼻水はとめどもなく流れ、喉もいがらっぽいし、しかも悪寒までしてきて、今日は昼からずっと寝ていました。

この間まで、他の人が花粉に苦しんでいるのを見て、何を大げさなと思っていましたが、いざ自分がその身になってみると、実に嫌なものですね。頭がずんと重い。
これ以上ひどくなったら、お医者に行ってきます。

   ★

そんなわけで記事を書くのも物憂く、HDDの隅で見つけた画像を1枚貼っておきます。


■Lucy Taylor,
 Astronomers and their Observations.
 Partridge (London), c1890, 160p.

典型的なヴィクトリア時代後期のブックデザイン。
表紙は可愛らしいんですが、中身はそれほどでもないので、古書としての評価は今一つで、昔のメモを見たら、買い値は15ドルでした。

この写真は、3年前の今頃、我楽多倶楽部のとこさんに撮影していただいたもの。
表紙に当たった陽光がいかにも春らしい。
そう、確かにここには句に詠み込みたいような仲春の諧調があります。

できることなら、理知的で繊細な句をよくした、若いころの芥川龍之介(俳号、我鬼)に詠ませたい。

コメント

_ たつき ― 2012年03月04日 00時15分39秒

玉青様
早く医者に行きなさい。
失礼ながら、命令します。
花粉症の薬は早くに処置をするしかないんです。
悪くなっているのを待っている、なんてことしたら手がつけられなくなりますよ。

_ 玉青 ― 2012年03月04日 17時54分26秒

たつきさん、どうもありがとう。
そうですね、転ばぬ先の杖。
たつきさんが背中を押してくれたので、お医者に行ってこようかな…。
(今日は雨降りのせいか、だいぶ調子がいいです。)

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