クリスマスイヴ、黒猫にみちびかれて(後編)2012年12月24日 16時23分21秒

(前編からのつづき)
 

私の前にふと現れたのは、一匹の「眠れる黒猫」です。
 

それも一寸やそっとの眠り方ではなくて、ここ3年間ずっと眠りっぱなしだとか。
 

ショットグラスの中で3年ぶりに開いた金色の瞳。
 

黒猫はゆっくりと灯りに眼をやり、大きく伸びをしたかと思うと―
 

また背を丸めて、静かに寝息を立て始めました。
それを見ているうちに、こちらもいつしか目を閉じて不思議な世界に…。

   ★

何はともあれ乾杯。そしてメリー・クリスマス!


【おまけ】
この酒は、勤め帰りに乗換駅近くのスーパーで偶然見つけました(醸造元サイト)。
しかしその商品タグが、何故か残念なことに。
 

黒猫に安らかな眠りを。。。

コメント

_ かすてん ― 2012年12月26日 20時55分47秒

>その商品タグが、何故か残念なことに。
>黒猫に安らかな眠りを。。。

うわ!どうしたことでしょう。

_ 玉青 ― 2012年12月27日 05時48分34秒

おそらく、これを作った店員さんは多忙で睡眠不足だったのでしょう。
店員さんに安らかな眠りを。。。

_ S.U ― 2012年12月27日 06時52分34秒

どうでもいい話ですが、私は、若い頃はこういうアルコール度数の高いものを飲むと目がさえてなかなか寝付けなくなったものですが、最近は逆にコテンと眠れるようになりました。どなたでも、年齢によってこのように変わるものでしょうか。

_ かすてん ― 2012年12月27日 20時27分48秒

>目がさえてなかなか寝付けなくなったものですが、最近は逆にコテンと眠れるようになりました。

年令とともに睡眠導入作用の高まったものとしては、アルコールの他に読書があります。残りの人生にもっと本を読みたいのですが、その計画はどうも達成できそうにありません。

_ 玉青 ― 2012年12月28日 22時21分06秒

○S.Uさま

S.Uさんが体験された(されている)ような、加齢による変化が普遍的なものかどうかは不明ですが、もともとアルコールには興奮と沈静という、相矛盾する2つの作用があるので(まさに不可思議な霊薬です)、身体条件の変化によって、どちらがより強く出るかも変わるのでしょう。ただいずれにしても、アルコールは睡眠自体を浅くする(睡眠の質を悪くする)傾向が強く指摘されているので、この点はどうぞご用心ください。

○かすてんさま

これについては私も全面同意です。(笑)
あと、最近私は湯船に入るとものすごく眠くなって、そのうち入浴中に溺死するんじゃないかと怯えています。

_ S.U ― 2012年12月29日 07時15分27秒

>アルコールの他に読書
 そうですね。特に、古典を読むとコテンと眠れます。
 あ、おあとがよろしいようで...

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