ジョバンニが見た世界…ユンハンス社製のフクロウ時計 ― 2012年12月26日 20時25分07秒
「ジョバンニが見た世界」は、新しいアイテムも交えて、この後も続く予定ですが、今日は取り急ぎ、後日談的なご報告を。
ジョバンニが時計屋のショーウィンドウの前まで来たとき、まずその眼を惹いたのが、フクロウの形をしたある物でした。「…時計屋の店には明るくネオン燈がついて、一秒ごとに石でこさえたふくろうの赤い眼が、くるっくるっとうごいたり…」
この件について書いたのが以下の記事。
その中で、この場面にもっともふさわしい候補として、ドイツのユンハンス社が1910年代に売り出したフクロウ時計を挙げました。
その現物をしつこく探し続けて、やっと見つけた!…というのが、いわば後日談です。
気になる眼の色は、残念ながら赤くなくて、オリーブグリーンでした。
この鋭い眼がくるっくるっと動く…はずですが、現状は故障していて動きません。

裏面もこんな感じで、ネジはいくつか失われているし、いわばジャンク品なんですが、あの時計屋の店先を再現するには、ぜひあって欲しいアイテムだったので、先日の星座の掛図と並んで、これは今年に入ってから、最もうれしい買い物の1つでした。
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年末は人並みに年賀状を書いたり、大掃除をしたりで、ちょっと記事が間遠になるかもしれません。
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