Among the Stars ― 2013年02月14日 06時25分40秒
人の縁、人の出会いとは不思議なものです。
そのひとつひとつが、すべて星のあいだで起きる物語。
今日もまた星の世界で会いましょう。
★
「写真は本文とは関係ありません」と書くべきところですが、それではそっけないので、簡単に書誌だけ挙げておきます。
■Agnes Giberne
Among the Stars, or Wonderful Things in the Sky.
Seely (London), 1887
310p.
アグネス・ギバーンは19世紀の女流天文作家。
その文体は「平明で、時に叙情的な傾きがあるが、豊富な天文学の基礎知識を伝えることには十分成功している」と評されます(アラン・チャップマン、『ビクトリア時代のアマチュア天文家』)。
この『 Among the Stars 』は、夢見がちの少年Ikon(アイコンと読むのか?)が、周囲の大人たちと会話しながら天文学の知識を身につけていくという体裁の、まさに上で評された通りの児童書です。
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