たまには新緑の中で本でも2013年04月29日 09時34分26秒

ヴンダーの話は一服。

ふと気が付けば、今はゴールデンウィークですね。
が、どこにも出かける当てはありません。

しかし、ずっと家の中でくすぶっているのも良くないので、昨日は庭にデッキチェアを持ち出して、本を読んでいました(昆虫学の歴史についての本です)。

明るい陽の光、抜けるような青空、きらきら光る新しい緑。
鳥の声、虫の羽音、そこにページをめくる音が混ざり、目を上げれば、アゲハのカップルが忙しく空を横切っていきます。
(…と情感たっぷりに書いていますが、本当は大通りを走る車の音や、救急車のサイレンなんかも始終聞こえます。でも、そういうのは上手く脳がフィルターをかけてくれるので、あまり気になりません。)

今日も一日のんびり過ごせるといいなと思います。


ヴィクトリア朝の昆虫学―古典博物学から近代科学への展開 
 ジョン・F・M・クラーク(著)、奥本大三郎(監訳)、藤原多伽夫(訳)
 東洋書林、2011