勇をふるって紙モノ整理2013年06月29日 18時16分41秒



部屋の中がどうも片付かない。
床に雑然と本が積み上がり、片づけようとしても、何かがそれを邪魔している…。

本棚を凝視しているうちに、本自体があふれてくるのは仕方ないとしても、どうも原因はそれだけではなく、部屋の隅から何やら強い邪気が出ているのに気づきました。
そうか!ごちゃごちゃの根本原因は、本棚の一角を占める 紙モノ・ファイル の存在だったのか!」と、はたと膝を打ちました。

シガレットカードやチョコカードをはじめとする、さまざまな「おまけカード」、シガーラベル、切手、絵葉書、マッチラベル… そもそも、そうした紙モノは、本来の理科室趣味とは縁が薄いはずです。たとえ理科モチーフの品であっても、そんなものは実際の理科室には存在しないのですから。

でも、私はつい買ってしまいます。
シガレットカードを彩る星座たちは文句なしに美しいし、ロケット、人工衛星、顕微鏡下の生物、気象観測をする人、空に浮かぶ雲、雪の結晶、甲虫、天文ドーム、彗星、さまざまな表情の月、土星… そんなモノたちが、小さい画面にキッチリ、カッチリ、スッキリ収まっていたら、誰だって手元に置いて眺めたくなろうというものじゃありませんか。

問題は、個々のカードはそんなふうにスッキリしているのに、集団となると手が付けられないということです。サイズも厚みもバラバラだし、片面刷りも両面刷りもあって、それらを一覧できるように整理するには、きわめて高度な技術が必要です。気を抜くと完全にごちゃごちゃになってしまうのですが、現状はごちゃごちゃのレベルすら通り越して、混沌の域に達しており、これではいかんと思いました。

そこで今日は一念発起して、紙モノたちのサイズ、枚数をきっちり書き出して、ちまちまとエクセル表を作っていました。さらに、理想の状態に整理すべく、専用の整理グッズを見つくろったり…。

たぶん傍から見ると、ものすごく卑小な行動に見えると思うのですが、でも、これは来月いっぱいかかっても、必ずやろうと決心しました。
紙モノが片付けば、本棚も、私の精神も、もっとスッキリすると思うからです。