独逸の少年は青金の天文書を手にす2013年07月10日 21時49分40秒

昨日は只でさえ暑いのに、暑苦しい記事&画像で申し訳ありませんでした。
今日は口直しに、ちょっと涼しげなモノを載せます。

ここしばらく天文古書の購入冊数が減っていたのですが、今年の前半は、久しぶりに小まめに買っていました。それも「美しい天文古書」という点にこだわって購入していた気がします。その中でも表紙絵だけでいうと、たぶん最美の1冊がこれ。


 S. Seiffart,
 Astronomische Jugend-Abende
 Julius Imme’s Verlag (Berlin), 刊年なし(1874頃)
 20 x 14.5cm、160p.

この書名は『若き天文の夕べ』とか、あるいはいっそ『少年天文読本』と訳していいかもしれませんが、ともかく少年向けの天文入門書です。

画像がすぐに準備できなかったので、とりあえず↑は商品写真(※)をそのまま流用しています。その愛すべき内容も含めて、自然光できれいに撮れたら、改めてご紹介することにしましょう。


(※)実は手元にあるのは、この写真の品そのものではなく、これを見て、さらにリーズナブルな価格のものを探して手に入れたものです。ですから、撮影者の方にはちょっとお詫びせねばなりません。