504号室では何が起こりつつあるのか?…望遠鏡商売のウラおもて2013年09月13日 21時05分31秒

天体議会とその派生ネタは一休み。
今日はちょっと箸休めに、先日届いた絵葉書を載せます。

19世紀には、街頭で金をとって望遠鏡をのぞかせる商売がありましたが(天体に関する初歩の講義…というか、面白おかしい口上を伴うのが普通でした)、20世紀に入ってからも、そうした商売が依然続いていたことを窺わせる品です。


  お代は3ペンス。
  ぜひご覧ください。
  月、土星、火星、銀河、および504号室の実況を。

ロンドンで、おそらく1940年代に印刷された絵葉書。

 “goings-on” は名詞で、辞書には「(通例よくない)ふるまい、行為、行動;(怪しい)事件、出来事」とあります。思わせぶりな表現ですが、このコミカルなカードは、おそらくピーピング趣味的な、艶笑路線を狙っているのでしょう。

ヌーボーとした男の表情と、万事飲み込み顔の月の対比が笑いを誘います。

コメント

_ かすてん ― 2013年09月14日 08時14分48秒

口上を言いながら月、土星、火星、銀河を楽しんでいただければ結構なことですが、やはり504号室のオプションが無いとお金を頂戴することは出来ないですかね。そうなるとお縄覚悟してまでやる商売ではないです。

_ 玉青 ― 2013年09月14日 18時25分15秒

いやあ、おそらくは504号室の住人にも、予めなにがしか渡ってるんじゃないでしょうか。
何事もウラとおもてがありますから。(笑)

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