ある火星観測2013年09月14日 18時20分13秒

昨日の話題から「そういえば…」と思い出したカードがあります。

「The Astronomers(天文家たち)」と題した絵葉書。
1910年代のクロモ刷りで、印刷はオランダ、販売はイギリスで行われたものです。


  「あら、金星が見えるわ」
  「あたしの方は木星が見えるわ」
  「おいらにゃ火星が見えるよ」

ご覧のとおり他愛ない絵柄ですが、このオチは少しく難解です。
この不埒な男は、いったい何ゆえ火星を持ち出したのか?
1910年代の火星イメージはいくぶん多義的なので、いっそう不可解です。

それとも、こういうのは、あまり真面目に考えてはいけないんでしょうか。

コメント

_ S.U ― 2013年09月15日 07時41分24秒

難解ですね。
タルホ先生ばりの"Solution A"もあるかもしれませんが、やはり、H.G.ウェルズ先生の「未知の生物」とみるのが穏当かもしれません。(穏当じゃないですね)

_ 玉青 ― 2013年09月15日 08時50分26秒

>未知の生物

あはは、不穏当ですね(笑)。

この絵は、改めて絵としてみると随分下手で、3人の位置関係が分かりにくいです。
普通に眺めると、太った女性のスカートを覗き込んでいる破廉恥漢が、何かを火星に見立てているように見えるので、いったい何が火星なのか、いろいろ妄想(笑)が膨らみますけれど、実は単に赤いスカートの女性のお尻を下から眺めて、「(赤い球体である)火星が見えるよ」と言ってるだけなのかもしれません。(そうすると、黒いスカートの女性は絵柄として不要なわけですが、セリフ回しの妙として、どうしても3人の掛け合いという形を取りたかったのかも。)

…いやいや、それともやっぱり男は太った女性を見上げているのでしょうか。
この二人の女性は、記号的に「美人/不美人」として描かれていると思いますが(二人が見ている惑星がそれを象徴しています)、男の方はさらに「軍神の惑星/破壊と暴力の星」が見えると呟くことで、日ごろ尻に敷かれている鬱憤をこっそり晴らしているのかも。

何だかいろんな想像を誘われますが、これまた不穏当の域に入って来たので、個人的解釈はこれぐらいにしておきます。(^J^)

_ S.U ― 2013年09月15日 10時49分29秒

なるほど、MARSは「山の神」ですか。いずれにしても、不穏当ですね。
本質的に不穏当な絵なのでしょう。

_ 玉青 ― 2013年09月16日 08時13分33秒

MARSと猛妻は共にカセイを司るもの也…

_ S.U ― 2013年09月16日 10時00分27秒

はは、そんな洒落、英語じゃ通じませんがな。

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