青銅の賀2014年01月23日 20時22分58秒


(青銅星章/bronze star medal)

今日で天文古玩は8周年。
思えばずいぶん長いこと続けてきたものです。そのわりに文章はさっぱり向上せず、冗長で、紋切り型の言い回しが多いなあ…と、これは深く反省しています。でも反省ばかりで、ちっとも直りません。これは私という人間に備わった限界の1つでしょう。

文章のほうはそんな塩梅ですが、この8年間でモノはずいぶん増えました。
その集積の結果として、ことあるごとに言ってきた「理科室風書斎」や「ひとり驚異の部屋」は、もはやほぼ完成したと言っても過言ではありません(と、あえて言いましょう)。

まあ、パッと見、部屋の外観はそんなに変わってないんですが、今やモノは隙間という隙間に押し込まれ、あと足りないのは、それらをズラッと並べるキャビネットだけです。そしてそれが最も難しい関門であることは、以前も書きました。悔しくはありますが、これが私の部屋に備わった限界なので、いかんともしがたいところです。

   ★

結婚記念日でいうと、8周年は「青銅婚式」で、青銅にちなんだ品を贈ると聞きました。
青銅(ブロンズ)は銅と錫の合金。銅と亜鉛の合金である真鍮(黄銅)は、理系アンティークの世界でもおなじみですが、青銅の方はちょっと縁が薄い感じです。

それでも、8年間も続けていると、青銅の品もいくつかブログに登場したのを思い出します。たとえば、これとか、これとか、あとレプリカですがこれとか。ふり返ると結構ありますね。

長いばかりが能ではありませんが、長いのもひとつの取り柄には違いない…と、今日ばかりは自分をねぎらうことにします。

コメント

_ とこ ― 2014年01月25日 04時02分14秒

8周年、おめでとうございます!

玉青さんとお知り合いになってからも結構な年月が経っていますね。さきほどNHKで岐阜のくすり博物館の特集を再放送していまして。そういえばくすり博物館と玉青さんの驚異のお部屋をはしごしたことがあったなあと、懐かしく思い出していました。その後、あのお部屋がどのような変貌を遂げたのか…また魚眼レンズで撮影させていただく機会があるといいなあ。

今後の更なるご活躍を心よりお祈りしています。これからもどうぞよろしくお願いします!

_ 玉青 ― 2014年01月25日 08時16分25秒

ありがとうございます!
振り返ると、お越しいただいたのは、今から5年前のことでしたね。
あのときの写真を見ると、今とほとんど変わってないようにも見えるんですが(蝙蝠もしっかり写ってますしね)、あの後も、モノは着実に増えているはずなので、いったい彼等はどこに吸収されてしまったのか、我ながらとても不思議です。大半は押し入れに入ってしまったんでしょうか。こちらにお出での節があれば、また是非とこさんの目とカメラの眼で、その謎を解明していただければ幸いです。
何はともあれ、9年目の天文古玩をどうぞよろしくお願いします。<(_ _)>

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