理科用語 対 理科趣味アイテム ― 2014年05月20日 22時29分55秒
さて、話の続きとして、「理科用語のカッコよさ」と「理科趣味アイテムのカッコよさ」を比べてみたいと思います。
そのための準備として、まず1つのアイテムを例示します。
そのための準備として、まず1つのアイテムを例示します。
↑は古い験電瓶です。
静電気を帯びた物を頂部に近づけると、中の錫箔がパッと開くという素朴な装置。
科学共栄社の土星マークは文句なしにカッコいいし、
ピコピコ動く錫箔の動作もかわいらしい。
そして底に貼られた古めかしい小学校の備品ラベルも味わいがあります。
(ラベルには、大阪・難波の精華小学校の名が見えます。ここは昭和4年竣工の、趣ある鉄筋コンクリート校舎で知られた学校ですが、時代のしからしむるところとして、1995年に閉校となり、今春、無惨にも校舎解体の憂き目を見ました。)
★
この験電瓶、理科趣味アイテムとしては、まず上の部類でしょうが、前回登場の理科用語たちと比べると、少しく手触りが違います。
その辺のことを、次回改めて考えてみます。
(この項つづく)
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