椅子還る2014年06月11日 05時58分46秒



椅子が修理から戻ってきました。
スプリングがすっかりダメになってしまい、座っているうちにお尻と腰が痛くなって困っていたのですが、近所の家具屋さんに直してもらったら、新品同様の座り心地になりました。


今使っている机と椅子は、中学以来もう35年以上の付き合いになります。
思えば長い付き合いです。
机のほうは普通の学習机で、椅子は食卓用のものなので、高さも雰囲気も合わないのですが、もうこれだけ使っていると、その辺はどうでもよくなってきて、たぶん臨終まで使い続けることでしょう。

(なぜダイニングチェアかといえば、子供心に風情が欲しかったからです。回転いすでは風情に欠けるような気がしました。使い勝手より風情を優先するのは今も変わらないですが、だんだん求める風情が特殊化してきて、今や何が風情なのか判然としなくなっている…ような気がします。)

コメント

_ 蛍以下 ― 2014年06月11日 15時55分58秒

これはカッコイイ椅子ですね。モスグリーンと背もたれのシルエットが醸し出す雰囲気が渋いです。
ふと気なったのですが、御家族で実際にダイニングで使っていたもののうち、この一脚を勉強用に替えたのでしょうか。それとも、この椅子のみをお買いになったのですか?
ともあれ、私も使い勝手より風情を優先する人間でありたいです。

_ 玉青 ― 2014年06月12日 22時03分28秒

ありがとうございます。
この椅子は来客用として余分にあったのを、私が自室に持ち込んで使っているうちに、自ずと所有権が私に移りました。この椅子に座って受験勉強もしたし、子守りもしたし、まあ椅子ひとつでそんなに感傷的になるにも及びませんが、ともあれいろいろな思い出が詰まっています。

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