アオイカメラ2014年08月24日 08時36分53秒

青い光を切り取るカメラが欲しいと思いました。
といって、カメラ趣味はないので、実際に切り取ることはしません。
イメージの中での話です。


真っ青なボディの35ミリ二眼レフ。


旧ソ連(現ウクライナ)にあったカメラメーカー、FED(F.E. Dzerzhinsky factory)が、1959年に発売した普及機、「FED Zarya」をベースにした、スプートニク打ち上げ記念モデル。


スプートニク1号は1957年10月4日に打ち上げられた、人類初の人工衛星。
その製造年からいって、このカメラはスプートニク打ち上げと同時ではなく、それよりも後に作られたものと思いますが、いかにもその時代の空気をまとっている感じがあります。




長野まゆみさんの『天体議会』の少年たちは、ぜひこんなカメラを手にして、ライカ犬のタバコをくわえながら、シャッターを切ってほしい。