何となく博物趣味2014年10月17日 21時58分36秒

ときに、あの美しいスカシジャノメの姿を、昔の画工はどう描いたのでしょうか?
…という興味から、昔の蝶類図鑑を覗いてみました。何か驚くような名画がそこにあるかもと思ったのですが、残念ながら、その例を見つけることができませんでした。


上の写真は、スカシジャノメとは全然関係なくて、蝶類図鑑を引っ張り出す過程で、本の前に置かれた、いろいろなモノをどかしたら、ちょっといい雰囲気だったという話。


特に演出もなしに、適当に置いただけで、それなりの雰囲気が出るというのは、博物趣味的なモノに備わった力でしょう。


ニホンカモシカの下顎骨。
手控えを見ると、この骨は1998年11月29日に、三葉虫の化石類と一緒に買っています。思えば、この頃から理科室風書斎というコンセプトが徐々に固まってきたのでした。