キリコ天文館 ― 2014年11月19日 20時30分13秒
(キリコ、「街の神秘と憂鬱」、1914)
ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。
シュルレアリスムの先駆者にして、「形而上絵画」の提唱者。
ちょうど明日(11月20日)が彼の命日です。
シュルレアリスムの先駆者にして、「形而上絵画」の提唱者。
ちょうど明日(11月20日)が彼の命日です。
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中国のプラネタリウム切手に、ふとキリコを連想しました。

(北京天文館、1959)
「森閑」という言葉が相応しい絵。
静けさと不穏さが同居している感じです。
静けさと不穏さが同居している感じです。
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北京天文館は1957年に完成したプラネタリウムを中心とする科学館。2004年にはガラス張りのモダンな新館がオープンしましたが、愛すべき旧館も健在です。
北京の天文施設といえば、明代の1442年に創建された、古式天文台(「観象台」)が、観光スポットとして有名ですが↓、両者は結構離れていて、故宮をはさんでちょうど正反対の位置になります。(…と、今知ったばかりのことを、さも知ってるかのように書いています。)
(天文館の公式サイトより。http://www.bjp.org.cn/col/col5/index.html)
(左上の青いマーキングが天文館、右下のバルーンが観象台。)
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世の中の動きから目が離せませんが、その合間に敢えて呑気な話をする霜月の晩。
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