夜と昼が交錯する、不思議な明るさをたたえた空。
ゆるやかな丘陵に、一人立つ樅の木。
その上を音もなく飛ぶ、流星の白い軌跡。
私の好きな戸田勝久さんの絵葉書です。
氏の絵は、すぐれて具象的な中に、豊かな幻想性を盛った、透明感のある作風を特徴としますが、同時に氏は神戸の人であり、「星を売る店」や「星を造る人」など、足穂を題材にした作品を多く手がけられている点も、心を惹かれます。
上の絵葉書のタイトルは「A GENTLE NIGHT」。
ベルリンのメーカーが発行したものです。
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それではよいクリスマスを。
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