粋な衣装のお大尽…カテゴリー縦覧:木星編2015年03月13日 07時10分50秒



その巨体を、ゆらりと宙に浮かべた木星。

ガリレオも観賞した4大衛星のダンス、美しい縞々模様、それに何といっても大赤斑。
小さな望遠鏡でも見ごたえ十分の天体で、私は子供のころから大好きです。ひょっとしたら土星より好きかもしれません。

写真に掲げたのは19世紀末にイギリスで作られた幻灯スライドです。


明るいところで見ると、こんな表情。凝った装飾をほどこした、いかにもヴィクトリアンな雰囲気ですが、この繊細な紋様も、実際の投影時にはまったく見えないので、まあ無駄といえば無駄です。でも、真の衣装自慢は、外から見えない着物の裏地にこだわると聞きますし、このスライドにも、そんな粋な美学を感じます。


メーカーはロンドンの Eyre & Spottiswoode 社。
ここは18世紀創業の王室御用達の出版社で、そんなこともあって、このスライドは豪華な衣装をまとっているのかもしれません。

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