惑星格付けの謎…カテゴリー縦覧:その他の惑星・小惑星編2015年03月22日 10時23分13秒

ここまで来たら、惑星・小惑星をまとめてドンと登場させます。


南米ベネズエラで発行された惑星切手シリーズ。

1961年にフンボルト・プラネタリウム(この名は、かつてベネズエラを探査した、ドイツの博物学者、アレクサンダー・フォン・フンボルトに由来します)が、首都カラカスに開館し、10周年を迎えたことを記念して、1973年に発行されたものです。(本当の10周年と一寸ずれているのは、細かいことを気にしない国柄もあるのでしょう。)



ささやかな切手とはいえ、こうしてズラリ揃うと壮観です。


冥王星が、現役の惑星として頑張っているのを見るのも嬉しいし、小惑星が切手になっているのはわりと珍しいんじゃないでしょうか。

   ★

それにしても謎なのは、惑星と額面の対応です。ベネズエラの通貨単位は「ボリバル」、100分の1の補助単位は「センティモ」ですが、額面順に並べてみると、

 太陽(5センティモ)
 地球(5センティモ)
 火星(20センティモ)
 土星(20センティモ)
 小惑星(30センティモ)
 海王星(40センティモ)
 金星(50センティモ)
 木星(60センティモ)
 天王星(75センティモ)
 月(90センティモ)
 冥王星(90センティモ)
 水星(100センティモ=1ボリバル)

となっています。一見でたらめですが、ここには何か秘められた秩序があるのでしょうか?何か秘密の暗号とか?

春の永日、この壮大かつ暇なクイズ―と言っても、答があるかどうかは定かでありませんが―に挑むのも、また一興ではありますまいか。

コメント

_ 蛍以下 ― 2015年03月22日 20時08分40秒

この切手いいですね。しかし水星が最高額というのは意外ですね^^
この額面の割り当て方は土着信仰における星の序列と関係がある、とかだと面白いのですが多分そんなことはないでしょうね。

全12種ということは毎月1種づつ発売されたのでしょうか?

_ 玉青 ― 2015年03月23日 06時47分07秒

今回、記事には載せませんでしたが、この惑星切手シリーズには、他に太陽系全体を描いた3連切手(3枚の切手が連続して1枚の絵になっているもの)があって、全部で13種の絵柄、15枚の切手からシリーズが構成されています。

で、その3連切手なんですが、左片が10センティモ、中央が15センティモ、右片が15センティモと、これまた謎の格差があって、これはもう絶対に意味のある秩序なんかなくて、単に切手を作った人が自分の好きな惑星順に値段を付けたのではないか…と踏んでいます。

太陽と地球が冷遇され、月と冥王星が厚遇されているところを見ると、きっとこの切手を作った人は、生命を憎み、死に憧れていたんではないでしょうか。(それにしても、水星がいちばんである理由は依然謎です。)

_ 蛍以下 ― 2015年03月23日 12時42分18秒

10センティモが無いのが妙だと思いましたが、三連の一部がそうでしたか。
安いものから順に発売していって、コンプリート欲を刺激したところで最後に最高額の水星を買わせるという商法でもなさそうですね。

天王星と海王星を見比べてみても、この値段の差はいかにも不可解ですし、金星木星と比べると土星が安すぎる気もしますね。
絵のタッチからして絵師は同一人物だと思いますが、とりあえずオーダー通り仕上げて提出したら当局が適当に値段を割り振ったということではないでしょうか^^

_ 玉青 ― 2015年03月24日 07時00分08秒

>安いものから順に発売していって、コンプリート欲を刺激

お、これはうまい手ですね。となると、太陽系の目玉である太陽や地球がいちばん安いのは、「創刊号は今なら特別価格○○円」式のデアゴスティーニ商法かも。(笑)

まあ、私も「適当に値段を付けた」説に一票を投じますが、それにしても、これでは余りに適当過ぎるじゃないか…と、ベネズエラ当局者に一言いいたい気分です。

_ 蛍以下 ― 2015年03月24日 19時17分32秒

あるいは、あえて地味な星に高値をつけたりすることで「意外だと思ったそこのアナタ。星の格に序列なんて無いんですよ。」という無言の主張だったとしたら、それはそれで面白い・・・まあ考えすぎですかね^^

_ S.U ― 2015年03月24日 20時01分21秒

>あえて地味な星に高値をつけたりすることで「意外だと思ったそこのアナタ
 まさに、私は、目立たない星ほど高価、ということかな、と考えたのですが、月が冥王星と同じなので、これはダメだなと思い直し、その後、さっぱりわかりません・・・ 

 それぞれ紙に印刷して扇風機の前で風に飛ばして遠くまで飛んだ順番じゃないでしょうか。切手ですから、遠くまで飛ぶのが高価(航空便にも使える)、でよろしいのでは。

_ 玉青 ― 2015年03月25日 21時01分56秒

蛍以下さま、S.Uさま

(笑)まあ、真相はともあれ、こうして40年以上の後に、地球の反対側で依然熱い話題になっていることを知ったら、件の切手作者も(そして切手自身も)苦笑いしつつ、大いに満足でしょう。

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