こんな理科室もある…カテゴリー縦覧:理科室編 ― 2015年04月24日 06時30分43秒
(20世紀初頭の絵葉書)
パリ7区にある、リセ・ヴィクトル・デュリュイ(Lycée Victor-Duruy)の博物学教室。
建物自体は19世紀半ばのものらしく、格別古いわけではありませんが、この教会の内部のような、ゴシック趣味の横溢した円天井の教室には、いかにも瞑想を誘うような、静かなムードがただよっています。と同時に、その内部装飾には女子校らしい華やかさも感じられます。
建物自体は19世紀半ばのものらしく、格別古いわけではありませんが、この教会の内部のような、ゴシック趣味の横溢した円天井の教室には、いかにも瞑想を誘うような、静かなムードがただよっています。と同時に、その内部装飾には女子校らしい華やかさも感じられます。
今、少女たちは教卓に置かれた植物を前にして、しきりにペンを走らせています。
何か先生が問をかけたのか、あるいはスケッチをしているのか、いずれにせよ、こんなところで授業を受けたら、頭脳に注入される知識はさておき、魂にはたっぷりと滋養が与えられることは間違いないでしょう。教育にとって環境はやっぱり大事です。
何か先生が問をかけたのか、あるいはスケッチをしているのか、いずれにせよ、こんなところで授業を受けたら、頭脳に注入される知識はさておき、魂にはたっぷりと滋養が与えられることは間違いないでしょう。教育にとって環境はやっぱり大事です。
ときに、窓際の黒いシルエットが全くもって謎。
いったい何でしょう?
いったい何でしょう?
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