チョコの星…カテゴリー縦覧:版画・エフェメラ・切手編 ― 2015年06月06日 12時02分40秒
国会の論戦も烈しくなってきました。
国民も大いに注視し、大いに声を上げることが大事かと思います。
国民も大いに注視し、大いに声を上げることが大事かと思います。
とはいえ、天下国家のことと小市民的な喜びは二律背反ではありません。
後者なきところに理想国家なし。
後者なきところに理想国家なし。
…というわけで、大いに小市民的話題に流れますが、今日の主役はエフェメラルなおまけカードです。
星座をモチーフにした12枚セットのカード(サイズは約4cm×5.5cm)。
最近は、細々したカード類は、こういうクリアポケットに整理しているので、ゴチャゴチャ感は減った一方、何となくせせこましい感じがします。いかにも即物的というか、実用的すぎるというか、もう少し風情が欲しいのですが、この辺のバランスはなかなか難しいです。
(薄い紙に印刷されているので、ポケットから出すと、クルッと反り気味になります)
画題は右上から左下にかけて、
○オリオン座と冬の銀河。さらにプロキオンとシリウスの見つけ方
○ちょっと星の結び方が変ですが、さそり座(左) と てんびん座(右)
○はくちょう座(左) と こと座(右)
○ちょっと星の結び方が変ですが、さそり座(左) と てんびん座(右)
○はくちょう座(左) と こと座(右)
カードの裏面。
「世界の驚異 第1集-第10シリーズ『星座』」と、独仏2ヶ国語で表記されています。
「世界の驚異 第1集-第10シリーズ『星座』」と、独仏2ヶ国語で表記されています。
売り手の説明によれば、このカードは、スイスのネスレ社が、チョコバー販促用に、1950年に発行したものだそうです。(ネスレは、1929年にチョコの老舗、ペーター、コーラー、カイエの3社と合併したので、タイトルは4社連名になっています。)
しし座と、その後方に点綴された「かみのけ座」。
このチョコカードは、戦後の1950年発行なのに、依然として古風なクロモ(多色石版)を用いているところが、なかなか奥ゆかしいです。この辺が、実用としてのクロモの最末期ではないでしょうか。
このチョコカードは、戦後の1950年発行なのに、依然として古風なクロモ(多色石版)を用いているところが、なかなか奥ゆかしいです。この辺が、実用としてのクロモの最末期ではないでしょうか。
ふたご座とかに座。
オリオン座拡大。
黒の縁取り、紺碧の空。そこに金の星が光り、銀のラインがスッと星々を結んでいます。色使いがとてもきれいで、星ごころをくすぐります。
黒の縁取り、紺碧の空。そこに金の星が光り、銀のラインがスッと星々を結んでいます。色使いがとてもきれいで、星ごころをくすぐります。
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