Mogidou2015年07月13日 21時55分56秒

今眼前に起きている事態を、的確に表現する言葉はないか?
そんなことを考えながら歩いていたら、パッとある単語が脳裏に浮かびました。

 没義道 (もぎどう)
 「人の道にはずれてむごいこと。非道なこと。」

もはや「義」も「道」もすたれきった感があります。
この際、歯に衣を着せず、明確に私の意見を述べておきます。
安倍晋三は没義道な首相であり、自民党・公明党は没義道な政党である、と。


コメント

_ S.U ― 2015年07月14日 20時23分26秒

>「没義道」
 なるほど、没義道は、「義」も「道」もすたれ去ることですか。勉強になります。

>自民党・公明党
 自民党と言えば、多くの方面に名士の人脈を固める保守本流の老舗で、政党の中では「義」の代名詞のようなものといえます。公明党と言えば、仏教系の厳格な教義で知られる大宗教団体をバックに持ち、商売正路の自営業者の支持も厚いと聞きますので、政党の中では「道」の総本山とも言えるでしょう。人間だれしも、術策のために阿漕な行動をとることはありますが、「義」「道」の本家本元は、ぎりぎりのところでは義・道を貫くだろう、という揺るがぬ信頼があることは間違いないと思います。

 それらの政党の現役の議員の面々が、首相の没義道を止められないどころか、文句一つ言えないのはどういうことか。おそらく彼らは、自分たちが自身の良心に反する行動をしていることを自覚しているでありましょう。問題は、ある集団が、集団全体として、自身が宗旨とする良心を捨てた場合、その集団はその後どういうことになるかということです。個人だったら、言い訳をして自分をだまし、「仕方がなかった、良心を捨てたわけではない」とつぶやくこともできるでしょうが、集団全体がそうなった場合は、集団としての言い訳もできず、人からなじられても反論一つできないのではないかと思います。私は、そのことのほうが恐ろしい気がします。

 日本相撲協会や国際サッカー連盟が全体として、敢闘精神やスポーツマンシップを捨て去ったらどうなるのか、その先は想像も及びません。

 安倍晋三個人は今後支持率を落として退陣するかもしれません。しかし、自らの良心を捨て去った集団から次の首相が出ればどういうことになるのか。それをただただ支持する議員とは何なのか。
 よくわからなければ、危険の芽は早めに摘み取るしかないでしょう。

_ 玉青 ― 2015年07月14日 22時03分37秒

立法府がアウトローの集団ではまったく洒落になりません。
もはや憲法すら守らなくていいわけですから、結局この国には守るに値するルールは何もないと総理大臣自らが宣言しているに等しく、今後深刻な道義の荒廃を招くことは必定でしょう。あさましいにも程があります。

両党に道義の士はほとんど期待できませんが、いずれしっかり責任は取ってもらわねばなりません。万一本人がそれを忘れていたら、周囲がそれを思い出させねばなりません。

_ S.U ― 2015年07月15日 07時05分52秒

>いずれしっかり責任は取ってもらわねばなりません
 道義の士の有権者に支持されて国会に送り出されながら、道義をわきまえず、立法の府にて憲法をも守らない、自らの存立基盤と目的を自ら否定するような輩は、もはや言い訳もならず、「その存在自体が悪」というしかないでしょう。
 有権者は選挙の時だけだませればよい、と良心を捨てた輩は考えているかもしれません。そうはいかないぞと、次の選挙はもちろん、それを待たずしても、いろんな機会に目にものをみせてやらねばと思います。

>まったく洒落になりません
 物ごとにたとえれば、ガソリンを充填した消火器、トリカブトを塗った手術用メス、気持ちがムシャクシャする成分の入ったビール、最後まで読んでも犯人がまったくわからない長編推理小説、終盤で助さんが裏切って印籠を出そうとする格さんを斬ってしまうどんでん返しの水戸黄門、などなど、こういうものはまさに「存在自体が悪」で、犬の餌にもならず、深い穴を掘って埋めてしまうしかないでしょう。

_ 玉青 ― 2015年07月16日 19時29分46秒

ええ、もう埋めてしまいましょう。
おそらく10万年ぐらいすれば、人体への害もなくなるのではないでしょうか。

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