がんばれニューホライズンズ ― 2015年07月21日 06時09分18秒
先日、探査機ニューホライズンズが、ついに冥王星に達したと報じられ、その鮮明な画像に目をみはった方も多いことでしょう。
(ニューホライズンズ公式ページ http://pluto.jhuapl.edu/)
そんな遠くの目標まであやまたず飛ぶだけでも大したものですが、さらに数々のミッションをこなし、記録し、報告し、地球側は地球側で、そのか細い声を細大漏らさず聞き取り、再びデータとして復元する…まったく気の遠くなる作業です。そして、それを現にやったのですから、これはもう大偉業です。
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それにしてもニューホライズンズの打ち上げが、2006年1月19日(日本時間1月20日)だと聞いて、個人的に感慨深いものがありました。何となれば、このブログのスタートが同年1月23日だからです。
探査機が宇宙空間を一心に飛んでいる間に、故郷の惑星は太陽の周りを9回半回り、その上では多くの悲・喜劇が繰り広げられ、そして1人の男性は訥々と文章を綴りづづけていた…というわけです。
だから何だということもありませんが、そのことで探査機にいっそう親しみを覚えたのは事実です。できることなら、ニューホライズンズが運用を終えた後、3日間だけ長くこのブログを続けられれば…と思いますが、さすがにそれは難しそうです。(彼は原子力電池が切れるまで活動を続け、それは2026年と予想されている由)。
その旅路の平安なることを願います。
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