宇宙は何から出来ているか(3) ― 2015年11月24日 06時27分59秒
昨日挙げた「五大要素」の話。
過去記事を探したら、こんな美しい例もありました。
過去記事を探したら、こんな美しい例もありました。
この「恒星、土星、彗星、月、望遠鏡」の宇宙イメージは、かなり強固なもので、21世紀に入っても、まだまだ健在です。
上のAKTEO(仏)のデザイン・ウォッチなんか、まさにそれですね。
ここでは時針が月、分針が土星、秒針の両側が望遠鏡と彗星(流星?)になっていて、恒星が散った文字盤の上をくるくる回っています。
ここでは時針が月、分針が土星、秒針の両側が望遠鏡と彗星(流星?)になっていて、恒星が散った文字盤の上をくるくる回っています。
これこそ、19世紀以来今日に至るまで、人々に広く共有されている「宇宙」イメージなのでしょう。
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下は今から3年前(2012.8.18)、朝日新聞のコラム「お金のミカタ」に載ったイラスト(画・深川直美氏)。
私はこの一コマ漫画にいたく感動し、ずっとHDに保存して座右の銘としていたのですが、今回話題にした「宇宙イメージ」という点からも興味深い作例で、やはりこの辺が現代の最大公約数的な宇宙の描き方かと思われます。
(ちなみに、この日の「お金のミカタ」のテーマは、「高金利でお得な定期預金!?にはカラクリが/うまい話は転がってない」というものでした。まあ、たしかにうまい話はないですね。でも、広い宇宙のどこかには…)
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