さあ、魔法で宇宙の旅へ(前編) ― 2016年08月22日 21時34分47秒
昨日のバッジの背景に使ったのは、この絵本です。
■Alice Piguet(文)、A. Sérébriakoff(絵)
『Tirely Astronome』(天文家チルリー)
Gallimard (Paris), 1935, 33p.
『Tirely Astronome』(天文家チルリー)
Gallimard (Paris), 1935, 33p.
あるうららかな日、草原でぼんやり宇宙のことを考えていた少年チルリー。
彼の前に、突然「僕はジン、好奇心の精だ」と名乗る、天使のような姿をした者が現れます。そしてチルリーはジンの魔法で、いっしょに星の世界を旅し…というお話。
★
この手のストーリーは、わりとありがちな気がしますが、1935年という出版年を考えると、当時はかなり斬新だったかもしれません。
挿絵は素朴な石版刷りで、オフセットにはない優しさを感じます。
挿絵がきれいな本なので、もう少し中身を見てみます。
(この項つづく)
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